経験ゼロの新人コンサルが現場で成果を出すために実行したこと

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 こんにちは。お酒、料理、ダイビング、あとお酒が大好きな、2014年度入社のほんちです。日々、”未経験”だらけの業務で奮闘しています。早速ですが、皆さんは未経験の仕事で結果を出さなければならない時、どうしますか?今回は、私が初めて参加したプロジェクトの話を紹介します。

 新人研修を終えて参加することになったのは、専門商社が運営するECサイトのデータ分析基盤を構築するプロジェクト。着任早々、「サブシステムについて要件定義から運用までやってくれ。すべて君に任せる」。先輩社員からこう告げられ、私の頭は真っ白に。

 任務の内容は、私の想像を遥かに超えていました。確かに、新人時代から多くの仕事を任されるという話は聞いていましたが、あくまで建前だろうとも考えていました。実際には新人としてテストを担当することになるのだろうと予想していたのです。

 我に返って考えました。仕事を任せてもらえるのは嬉しい。しかし、要件定義も設計もすべてが初めての経験。結果を出すにはどうすればよいか。

Hourglass on computer keyboard

 私が出した結論は、スピードでした。とにかく、スピードを最優先の価値として仕事を進めることにしたのです。具体的には、設定したスケジュールよりも早くアウトプットを出し、それをたたき台としてお客様と対話、ブラッシュアップするアプローチです。

 その分、初回アウトプットの品質にはこだわらないようにしました。経験の浅い人間がいくら時間を掛けたところで、お客様の満足する的確な成果物を作るのは難しいからです。それより、認識のズレを修正するための時間を確保した方が良いと判断しました。

 アプローチは効を奏しました。お客様との打ち合わせの回数は増えたものの、期日内にお客様にご満足いただける成果物を提出できました。スピードへのこだわりは思わぬ副次的効果ももたらしました。予期せぬトラブルや、要件の変更への対応力が高まったのです。

 例えば、開発フェーズの終盤にパフォーマンスに関する致命的な欠陥が発覚した時。実装方法の変更を余儀なくされましたが、期間内にリカバリーできました。初回のアウトプットはたたき台。変更があることを見込んだ計画を立てていたことが活きました。

 スピードへの意識は、経験不足を補うための窮余の策でしたが、結果としてそれが私の価値となりました。今後も私の武器として活用していきたいと思います。

 未経験の仕事であっても最善を尽くすことが、コンサルタントとして、ビジネスマンとして成果を上げ、成長するための鍵なのだと学んだ一件でもありました。


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