リスクを見たらすぐ潰せ~リスクマネジメントで仕事も家庭も円満に

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 はじめまして。もうすぐ新米パパになる入社2年目のデラです。仕事はもちろん、料理、洗濯、掃除、育児、すべてをこなせるスーパーイクメンを目指し、イメージトレーニングを重ねる日々を送っています。目指すは地域の奥様支持率No.1です。

 そんな私が最近キモに銘じている教訓があります。それは、「リスクは早めに潰せ」というもの。小さなリスクを見逃すと、やがて大きくなって返ってくるものです。だから、仕事や家庭で問題が発生しないよう、リスクを早め早めに潰していこうと考えています。

リスクは放置するほど大きくなる

 教訓を得たのは1年前。大規模Webサービスの基盤システムを構築するプロジェクトで、私は、外部システムとの連携をテストするシナリオを作成していた時のことです。

 担当したWebサービスは多くのシステムと連携しており、私は連携の順序や、連携するデータのパターンの洗い出しに四苦八苦。テストパターンを洗い出しては、先輩社員から山のように指摘を受ける日々でした。

 「機能の観点では●●●が足りない。セキュリティの観点だと●●●も足りない。サービス観点では●●●も必要だな」・・・指摘は的を射たものでしたが、疑問もありました。

 「そこまで細かくチェックする必要があるのか?」「テストパターンを考え抜くために時間を費やすより、完成したシステムを実際に動かしてしまった方が、不具合を効率よく検出できるのではないか」。そう思ったのです。

 それが間違いだったと気が付いたのは、本番環境での試行検証でした。データの不整合が数件発生し、その対応に追われたのです。修正内容は大したものではありません。例えば、if文を追加する程度のもの。しかし、それに伴う作業がとにかく多い。

 ステークホルダーへの報告、関連システムと連携させるタイミングの調整や、影響範囲の検証、ドキュメントの修正も必要です。リリース体制計画を立て、手順書を作成していると、あっという間に1日が過ぎます。もちろん、他の作業は完全にストップします。

 修正への対処は、後になればなるほどインパクトが大きくなります。大規模なプロジェクトになると、関わるステークホルダーが増えるため、直接的な修正だけでなく、間接的な準備や段取りも実施しなければいけません。だからこそ、先輩社員はなるべく早い段階でリスクを潰しておくために、テストパターンの網羅性を高めようとしたのです。

 実際に、パターンの網羅性を高めたおかげで、検証環境での連携テストで多数の不具合を摘出できていました。もし、多数の不具合を抱えたまま本番環境に臨んでいたらと思うとゾッとします。リリースが間に合わなかった可能性すらあるのですから。先輩の指摘が的を射たものだと分かった瞬間でした。

 小さなリスクも放置すれば、被害が大きくなる。仕事も家庭も早め早めに手を打って、平和で楽しく過ごしたいものです。


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