現場で学んだ要件定義の奥深さ

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 ラーメンと日本酒をこよなく愛する、入社3年目のしおりです。私は2カ月前から、ある企業さんの要件定義に参加しています。既存の業務システムを刷新するという案件です。

 要件定義って本当に奥が深いんです。例えば、既存システムの仕様を把握したり、お客さんの課題を理解するには、ドキュメントを読んだり、担当者の方のお話をただ聞くだけでは不十分。業務全体を深く理解しないと見えてこない部分がたくさんあります。つまり、誰がどこでどんな風にシステムを使うのかを把握する必要があるのです。

 業務を理解すればシステムの隅々にまで意識が及ぶようになります。どうやったら利用者の手間を減らせるか。情報をどんな風に見せると分かりやすいか、どんな見栄えだと嬉しいのか。ミスを防ぐための注意喚起をどれくらいしたら良いか考えるようになります。

 先輩社員曰く「細部まで神経を行き渡らせないとシステムの価値は劣化してしまう」。

 こんな風に書いていると、さぞかし業務を円滑にこなしていると思われるかもしれませんが、そんなことはありません。先輩社員からは、「上っ面だけを理解して、一方的に将来像を決めるのではダメ。あるべきシステム像を根拠立てて提案し、お客さんと一緒に考えていかなければいけないよ」と指導を受ける日々です。

 しかも、プロジェクトメンバーは精鋭揃い。先輩社員があっという間に仕様を理解していくのを見て、私は焦るばかり。良い提案を出せずに歯がゆい思いもしますし、先輩の仕事を見て「そういう視点があったのか!」と頭を殴られたような気持ちになる時もしばしば。

 それでも、毎日の試行錯誤の成果は少しずつ出てきているのかもしれません。

 「業務のことを考えると、こうした機能も必要ではありませんか?」
 「確かにそうですね。ご提案ありがとうございます」

 そんな言葉をかけて貰えるようになりました。自分の提案がお客さんに喜んでもらえることほど嬉しいものはありません。そうした機会をもっと増やしていきたいものです。

 ところで、本社のある勝どきはラーメン不毛の地。その中で気を吐いているお店があります。「大黒家」という家系のラーメン屋さんです。帰社する度に足を運んでしまうほどのお気に入りです。少し固めに炊いたご飯に豆板醤を乗せ、トロリとしたスープに浸した海苔で巻いて食べると最高なのです。近くにお立ち寄りの際は、ぜひお試し下さい。


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