言いにくいことも、はっきり伝える。-若手が学んだプロジェクト推進術

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プロジェクト推進術

 こんにちは。「ITコンサルの現場」担当のはっしーです。プロジェクトでは様々な問題が起こります。「あの人はタスクをうまく進められないからこっちで巻き取っちゃおう!!」なんてことは、よくあります。

 私がユーザー企業側の支援で参画していたプロジェクトでは、開発ベンダーのPMが要件定義に不慣れでした。ユーザー企業向けの説明資料を作ってもらったのですが、なかなかイメージ通りの資料ができあがりません。確認して、もどして…と繰り返している間にも提出期限は迫ってきています。そこで、私はそのPMの代わりに資料作成や要件調整を進めようと決めました。「今回はこっちでやりますね」と簡単に伝えて作業に取り掛かりました。

 作業を巻き取ることを先輩に報告したところ、意外な答えが返ってきました。

先輩「巻き取るのはいいけど、ちゃんと相手には認識してもらってる?」
「こっちでやるとは伝えました。」
先輩「それじゃちょっと足りないかな。ちゃんと対策を考えてもらわないとずっとタスクを巻き取り続けることになるよ。多分、あの人は自分の責任だと思ってないよ。」
(まさか、そんなことないでしょ。。)

 そこで、あらためて開発ベンダーのPMと話をしてみると「進捗が悪かったのは自分の責任ではない」と思っていました。むしろ私の責任だと思っているようでした。私が中途半端な状態でタスクを巻き取ったことが原因で、責任の所在が不明確になってしまったんです。

 解決策を先輩に相談するとアドバイスをくれました。「事実をしっかりと先方に認識してもらいなさい。」つまり、ストレートに言うと、「御社のせいでタスクが遅れていてプロジェクトに支障をきたすので、今回は私が巻き取りますが、今後どうするのか対策を考えてくだい。」と営業担当者にクレームを入れて対策を考えてもらいなさいということです。

 普段の私はそんな事を言うキャラではないので、ドキドキしながら営業担当者に電話をしました。率直に事実を伝えて対策を依頼したのです。すると、翌週には新しいPMを中心に体制が強化され再スタートを切ることになりました。

 たとえ個人的には言いにくいことでも、必要なことはしっかりと伝える。そうすることで、プロジェクトをより円滑に推進していくことができるんですね!今後も伝えるべきことはちゃんと伝えて、プロジェクトの成功に向けて邁進していきます。


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